自宅で簡単!生パスタの作り方をご紹介

もちもち感たっぷりの生パスタは、ぷりっと歯切れのよい乾燥パスタとはまた違った魅力があります。
乾燥パスタを自宅で作るのはなかななか大変ですが、生パスタであれば材料さえそろえれば作れるのもうれしいです。
おいしい生パスタの作り方をご紹介します!
材料を用意する
強力粉、卵、オリーブオイル、塩のみと、とってもシンプルです。
なおオリーブオイルと塩は、なくても作れるようです。
◆材料(2人分)
・強力粉…200g
・卵…2個
・オリーブオイル…小さじ1
・塩…少々
本格的な味わいを楽しみたいときには、強力粉ではなくデュラムセモリナ粉というパスタ専用の小麦を使うとよいでしょう。
材料を混ぜて生地を作る
強力粉を振るいにかけてボウルに入れ、卵を溶いて、ほかの材料とともにボウルに入れます。
すべての材料が均一に混ざるよう、ヘラで生地をしっかり混ぜていきます。
まとまりにくさを感じたら、水を少量ずつ加えて様子を見ながら混ぜていきます。
ひとまとまりになってきたら生地を取り出し、台の上に打ち粉をし、手のひらを使ってしっかりとこねていきます。
ここでしっかりこねることでグルテンが形成され、もちもちとした食感に仕上がります。
力を入れて15分ほどこねて生地を作りましょう。
生地がなめらかになってきたらひとまとめにし、ラップをして15分ほど休ませます。
時間があるときにはひと晩ほど寝かせてもよいでしょう。
長く寝かせることで弾力性とコシがアップし、食べごたえのある生パスタに仕上がります。
なお冷凍保存する場合は、切り分ける前のひとまとまりの状態のものを冷凍庫に入れましょう。
3ヶ月を目安に食べるとよいです。
(※しかしながら、冷凍してしまうとパスタが切れやすくなってしまうので注意が必要です。)
伸ばして切り分ける
台に再び打ち粉をし、寝かせた生地を綿棒で伸ばしていきます。
均一になるよう生地を回転させながら素早く伸ばします。
生地はくっつきやすい状態なので、生地全体にこまめに打ち粉を振ることも大切です。
1、2mmほどの厚さに伸ばしたら再び打ち粉をし、生地を畳んでほどよい長さにします。
好みの幅で切り分けたら生パスタの完成。
気持ち細めにしておくと、茹でたときに水分を含んでちょうどいい太さになります。
ゆでてソースと絡める
パスタが出来上がったら、沸騰したたっぷりの湯でやわらかくなるまで茹でます。だいたい2、3分で茹で上がりますので、好みのパスタソースと絡めていただきましょう。
乾燥パスタを生パスタのようにする裏技
このように、身近な材料で意外と簡単に作れる生パスタではありますが、自分で作るのはやっぱり面倒。
そんなときには、乾燥パスタを生パスタのようなもちもち感で食べられる裏技を試してみて。
作り方はとっても簡単で、乾燥パスタが全部入る大きさの容器を用意し、そこにパスタとかぶるくらいの水を入れて3時間〜半日置いておくだけ。
パスタは水を吸って白くなります。
半日ほど置いておけば、1分ほど加熱するだけで食べられるようになります。
別の鍋であらかじめパスタを茹でずに、パスタソースと絡める際に長めに加熱して麺が透き通れば完成なので、とってもラクですね。
食べると乾燥パスタとは思えないもちっとした食感に驚くはず。
ぜひ試してみてください!